はらいかわてつやです。
間違いをわからせるには、
親しみのある話し合いをすればよい。
大切なのは、それができる信頼関係を築くことだ。
~アルフレッド・アドラー~
叱るということが、一時的な効果しかなく、
むしろ逆効果であることはわかりましたが、
何もしなければ相手の問題行動は変わりません。
相手の行動を変えるためには、
我々はどうすればいいのでしょうか、
叱ることなくどのように相手にわからせればいいのでしょうか。
アドラーはこの問いに対し、
次のようにこたえています。
相手に対して怒ったり、罰を与えたり、
脅したりする必要はないのです。
相手との間に、信頼関係さえあれば、
簡単な説明や丁寧な話しあいをするだけで十分なのです、
相手はそれを受け入れるのです。
つまり、重要なのは信頼関係を築くことなのです、
信頼関係があれば私たちの説明を相手はきちんと聞き入れるのです。
この丁寧な話あいを行うのは、問題行動のすぐ後ではいけません。
いくら丁寧に話しても、それは言葉が穏やかなだけで、実際には叱責になってしまうからです。
先にお話しした通り、話合いを装った、叱責には何の教育効果もないのです。
これらの話をするのは、相手が問題行動をしたあと、
しばらく時間が経って、穏やかな雰囲気になったころがいいでしょう。
それは次のような話し方です。
「あなたが、こんな行動をとると私はとても悲しくなるの。」「こんな風にしてくれたら嬉しいなあ」等という具合です。
決して相手をコントロールや支配しようとする言葉を使ってはいけません、自分がどう思うかを伝える程度にとどめるのです。
そうして、相手が自分自身の意思で問題行動を変えるのを待つのです。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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