はらいかわてつやです。

どんな職種であっても成功の階段を駆け上っていくには、ひたすら努力することが必要です。手を抜いて成功できるような仕事など何一つないのです。頑張っているように見えない人でも影では並々ならぬ努力をしているのです。

とは言っても、どんなに努力してもどうにもならないときもあるでしょう。
そんなときはどうしたらいいかというと、とっととやめてしまえばいいのです。

もうひとつの方法としては、その仕事を一時的に仕事を投げ出し放置することです。

単にサボるというわけではなく、仕事を行う上で一度やめてみるというのは効果的な戦略なのです。

勉強においても、ひたすら机に向かっていくだけでは、そのうち学習効率は低下していいきます。そこで、いちどやめて10分なり20分なり休憩を取ることはとても効果的です。

心理学ではこのことを「レミニセンス」といいます。休憩をはさむことで、全体としての作業の効率がグッと上がるのです。よって、このようにうまくいかないときに一度放置するという戦略は十分効果的なのです。

刀匠が日本刀を作る際、真っ赤に焼けた刀の原型を、金槌で叩いて鍛えていきます。この叩くという作業で不純物が飛び、鉄の純度が上がるそうですが、そこには大切な工程があります。それは、水の中に入れるということです。

叩いて鍛えている合間合間に、タイミングを計ってさっと水に入れます。すると、じゅっと蒸気が上がり湯玉が弾け飛びます。すると、急激に温度が下がり鉄の硬度がグンと上がるそうです。せっかく熱した鉄をわざわざ一度冷やすことで、刀は出来上がっていくのです。ひたすら熱を加えるだけでは、名刀は完成しないのです。

これは人間でも同じことで、とにかくひたすら努力し続ける、頑張って朝から晩まで働きづめな生活をする・・・。果たしてこれで成功するでしょうか。人間には限界があります。そのような生活をしていたらいつか倒れてしまうでしょう。途中で水の中に入る機会がなければ、自分自身がダメになり仕事もうまくいきません。

アメリカのオレゴン大学で、被験者を3つのグループに分けて4時間学習作業をしてもらうという実験が行われました。3つのグループは以下のように休息の取り方を違うようにしました。

Aグループ=4時間続けて学習し、その後すぐテスト。
Bグループ=4時間の間に30分間の休憩をはさみ、テスト。
Cグループ=4時間学習し、その後4時間休んでからテスト。

この結果、Aグループの正解率は、55%、Bグループは64%、ぶっとおしで行うよりかは30分休憩を入れたほうが好成績だったのです。これは納得がいく結果ですが、驚くべきは4時間休んだCグループで、その正解率は85%にも達したのです。

一般的に考えると、勉強した後にすぐテストしたほうが、内容を覚えていられるので良い成績を収められそうな気がしますが、実験では4時間の休憩をはさんだほうが、圧倒的に成績が良かったのです。

この実験を行った研究者はこのことを「孵化効果」と呼んでいます。私はこの現象も「レミニセンス」の一種と考えていますが、とにかくぶっとおしで頑張るのではなく、きちんと休憩を取ることが大切なのです。

最近では「アンラーニング」という言葉をよく耳にします。アンランニーングとは、「学習したことを忘れる」という意味ですが、しかし、このアンラーニングがあったほうが、学習効果が高まるということで、注目を浴びています。

アンラーニングをする方法はいたって簡単。何もしなくていいのです。あえて言うならば積極的にサボるということでしょうか。

だから、「こんなに頑張っているのに成果がない」「効率が悪い」と感じているならば、一度やめて放置するのも有効な作戦なのです。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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