はらいかわてつやです。

仕事を終えて帰宅した後、やっと自分の時間だというとき、とりあえずテレビをつけるという人は多いでしょう。さらに休日は、一日中テレビの前でビールでも飲みながらゴロゴロ・・・なんて人も少なくないのではないでしょうか。

心理学者としての見解は、このような生活をしていては成功者にはとうていなれません。テレビを何となく見て過ごすくらいなら、趣味を持ってその時間に使ったほうが有効です。

そもそのテレビというものは、座ってただ見ているだけなので「受身的ストレス解消法」であって、自分で何か行動を起こすわけではありません。せいぜいチャンネルを変えたり、奥さんや子どもからうるさいと言われしぶしぶ音量を下げるためにリモコンを操作するくらいです。

人間の休息法には、受身的なものと積極的なものとの2種類があり、積極的なものの例としてはジョギングやジム通いなど体を使ってストレス解消する方法です。

この2つの休息法の違いは、後ろ向きか前向きなものかという違いがあります。テレビを見るという受け身的な休息法では、気分は前向きになれません。

それより、ジョギングやゴルフの打ちっぱなしなど、自分の体を動かすもののほうが断然いいです。外に出たくなければ、家の中でヨガやストレッチを行うといったことでもいいでしょう。このような休息法を行うほうが、ポジティブな性格になれます。

エルサレムにあるヘブライ大学の心理学者であるアミア・ヘツローニ氏は以下のような調査結果を得ています。テレビを多く見る人は見ない人に比べ、26%も満足感を感じる割合が低くなるということです。この場合の満足感というのは自分自身に対する満足感です。つまりテレビを見るほど、自分自身に満足できず不満が溜まっていくのです。

テレビに出演している多くは、俳優やタレント、アナウンサーといった人たちで、美貌やかっこよさ素敵に話す才能があるとか、みんなを大爆笑させる才能とか、要するに自分にはない才能をもった人たちばかりです。そんな人たちを見て、無意識に自分と比較してしまい「自分は才能ないな・・・」という劣等感や不満感を感じてしまうようになるのです。これを前述したように「社会的比較」と呼びます。

タレントが着ている洋服や、ドラマに出てくる部屋などはどれも洗練されてオシャレなものばかりです。それはもちろん、スタイリストさんや美術さんなどがテレビ用につくりあげた世界なのですが、それを自分の格好や散らかった部屋と比較すれば、満足できるわけがありません。そうして不満が溜まり自己嫌悪に陥り、どんどん落ち込んでしまうのです。

学力面においても、1日に3~4時間もテレビを見ている学生は、当然学力が芳しくありません。学ぶ能力が低下すれば、当然出世競争からも脱落していきます。

私はこれまで膨大な量の心理学データを目にしてきましたが「テレビを見たほうが良い」という報告は目にしたことがあまりありません。「百害あって一利なし」は言いすぎかもしれませんが、テレビを見るという行為と成功者になるということはかけ離れたことだと思ってください。

「テレビは私のただ一つのストレス解消法なのに・・・」という人もひるかもしれませんが、それはあなたが気付いていないだけで、もっと健康的で効果的なストレス解消法があるのです。

ジョギングやストレッチが嫌ならガーデニングなどでもいいのです。ベランダを花いっぱいに飾って気持ちが清々しくなったとか、ヨガやストレッチをして体調が良くなったとか、実感を伴う効果が表れます。

テレビを見ても「あーおもしろかった」とか「巨人が負けたー」というような感想は残るでしょうがそれはそのうち消えてしまうものです。

とは言っても、忙しい毎日の中で新しい趣味を見つけて、それに無理して慣れていくのはとても難しいかもしれません。暗くてじめじめした部屋でテレビもなく気分も暗く過ごすよりかは、おバカなバラエティを見て大爆笑しているほうがよっぽどマシです。かくいう私自身も「タモリ倶楽部」が大好きで、毎回夜更かしして見ています。

「すぐさまテレビを捨てなさい」とは言いませんが、不満感がつのらない程度に見るようにしましょう。また、見るときは情報収集のためと目的を持って見るようにする、これがテレビの正しい活用方法です。

また、テレビを見るときには一人で見るのではなく、家族団欒しながら見るようにしましょう。そうすればそれは家族との大事なコミュニケーションの時間となり、受身的なものではなく能動的なストレス解消法になります。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
はらいかわてつや

Dr.Freedom

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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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