こんにちは、はらいかわてつやです。

「非現実的な目標を立てることは止めましょう」と前述しましたが、かといってお手軽な夢を立てようといっているわけでは決してありません。

あまり努力をせずに達成できてしまう簡単すぎる目標を立ててしまう人もいるかもしれません。しかしそれではダメなのです。わずか一日でかなってしまうような小さな目標であると、つまらなさを感じるだけで終わってしまいます。

医師国家試験や司法試験など難関な試験であればあるほど、合格したときの喜びは大きいです。合格するためには、血反吐を吐くほどの努力が必要だからです。一方で、たった一日講習を受けただけで取得できるような資格も多々あります。このような資格を取得することはとても簡単ですが、それを取って大喜びできるでしょうか。わたしはできません。

アメリカのハーバード大学のマクレランド教授によると人間一番やる気を掻き立てられるのが、成功率が50%の目標だそうです。100%不可能な目標ではやる気も起きませんが、簡単すぎる目標でもやる気が起きないのです。

その点、成功すつ可能性が50%の目標であれば、期待と不安のバランスが良くチャレンジする意欲が湧いてくるのです。

もちろん、五分五分の見込みで立てた目標であっても、いざ取りかかってみると、案外簡単な場合もあるでしょう。そんなときは、すぐに目標を修正しハードルを上げましょう。

また、まだ目標に向かって行動できていない人は、簡単すぎる目標を立ててしまいがちです。そういう人は、自分のペースがきちんと把握できていないからです。

「自分ならこれくらいのスピードで行うから、これくらいの位置までいけるはずだ」という見通しを立てることができないから、近くて安易な目標を立ててしまうのです。これは仕方のないことなので、そのことに気付いたらすぐに目標を修正しないといけません。

自分のやる気を掻き立てるような目標を立てるためには、行動してみることです。頭で考えて悩んでも自分の能力や限界は測れません。

心理学において、自分の現状を把握することを「ベースラインを取る」と言います。例えば「今自分がどのくらいの仕事をすることができるのか」とベースラインを取ろうとすれば、一週間いつものペースで仕事をしてみて、その間どれくらいの仕事量をこなすことができたかデータを取って見るのです。

次に「実験的な介入」を行っていきます。例えば、今までの2倍、もしくは3倍のペースで仕事をしてみます。あるいは今まで夜型人間だった人は朝型に切り替えてみるのもいいです。

それから、ベースラインの実験的な介入を試みたものを比較検討し、もしも上手くいっているようであれば、実験成功となります。

このとき注意すべき点は、「実験介入を複数同時に行わない」ということです。1回に1つだけを試みるようにしましょう。そうしなければ、たとえ能率や効果が上がったとしても、どの要因によるものなのかがわかりません。

いろいろなことをすぐに試してみたくなるのが人間の心理ですが、中には効果がないものもあります。それどころか、能率や効果を下げてしまうものもあるかもしれません。だから、1回に1つだけを試すようにして、それが終わってから次の実験を試みましょう。

このような考え方は、何事にも大切です。例えば、健康のためも美容体操やジョギング、サプリメントなどいろいろなことを一度に試す人もいます。しかしそれでは、効果があったとしても、何が効果的だったのかを判断することができません。だから、ひとつずつ試みてみるのがいいでしょう。

この本にしても同じで、初めに述べたように、心理学的に7割の人に対して有効と確かめられた方法を紹介しています。しかし、中には自分には向いていないといった方法もあるでしょう。その場合は、自分に合わない方法はどんどん切り捨ててもらって構いません。当然のことですが、人間には個性があるので、ある人には有効な方法も自分には全くの無意味といったこともあります。それを実験で確認し、自分に有効なものだけを実践すればいいのです。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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