こんにちは、はらいかわてつやです。
一見、失敗したと思うような商品でも、そこですぐに見切りをつけてしまったら、ビジネスチャンスを逃してしまいます。
失敗作をよく観察することで、利益をもたらす商品に生き返らせることが可能なのです。
たとえば、服のほこりを取る「エチケットブラシ」
この商品は、日本の繊維会社が、毛が一方向に向いた布を間違って作ったことがきっかけとなって生まれました。
損害が大きくなるため、間違って作った布を捨てることもできず、利用方法を捻り出した結果、大ヒットに繋がったのです。
ケロッグ社のコーンフレークも、元々は、パン焼き用のブリキ製容器に、茄でた小麦を置きっばなしにしたことで、偶然できた失敗作でした。
スコット・ペーパー社が売り出したペーパー・タオルも、トイレットペーパーを作る機械が不調で、1枚ずつではなく、何枚も重なって出てきた時のアイデアを元にして生まれた商品です。
アイスクリームのコーンも始まりは失敗でした。
1934年に行われた万博で、アイスクリーム売りがアイスを入れるカップを忘れてしまったのです。
仕方なく、近くのワッフル売りからワッフルを借りて、カップの代わりに使ったのがアイスクリームのコーンの起源です。
シャンパンも失敗による産物でした。
間違えて、発酵していないワインにコルクの栓をしたため、ビンの中には炭酸ガスが発生し、ワインと別の飲み物ができてしまったのです。
しかし、その飲み物がおいしくて、意外にも好評を博しました。
こうして出来たのがシャンパンで、その間違ってコルク栓をした人物の名前がドン・ペリニヨンなのです。
以上のように、さまざまな商品が失敗から生み出されています。
失敗というのは、思いもかけないところで出てくるため、失敗によって出来上がった商品や結果には、予想外の発想や、効果が潜んでいる場合があります。
だからこそ、失敗したからといってすぐに諦めてはいけないのです。
ただ、人は失敗に直面し、さらに失敗が続いてしまうと、無気力状態になるということは心理学のデータから分かっています。
失敗をすると、諦め、落胆してしまうのです。
そして、このような状態から脱せられる人は、楽観性を持ち、社交性の強い人物です。
陽気な生き方をしている人は、ピンチをチャンスに変えることができるのです。
間違いによって、当初の予定ではないものが出来上がってしまったからといって、それがビジネスにおいて、即失敗というわけではありません。
ビジネスにとっての失敗とは、売れない商品を作ってしまうことです。
当初の予定と違っていたとしても、お客に気に入ってもらえ、売れる商品になれば、それはビジネスとしては成功なのです。
はらいかわてつや
著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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