こんにちは、はらいかわてつやです。

数学の授業中、先生が方程式の説明をした後に「みんな、ここまでの所わかったか?」と聞くと、
生徒たちが元気よく「わかりました!」と答える、よくある授業の風景ですね。

さて、このようにひととおりの説明を終えた後に「わかった?」と聞くことは多いですが、
「わかりました」という返事の割には理解されていない事は多いものです。

上の例でも、実際のところ生徒全員が説明を100%理解したとは到底考えにくいです。

けれども、「わかった」と答えてしまうのは何故かというと、
とりあえず「わかった」と答えておけば、興味のない話題や面倒な話が終わると思うからです。

それゆえ、私たちは「わかった?」と聞かれるとほぼ条件反射的に「わかった」と答えてしまうのです。

シカゴ大学のボアズ・カイザー博士は会話における理解度の実験を行い興味深い結果を得ました。

博士は80名の学生を聞き手と話し手の2グループに分けて、話し手にある文章を朗読させました。

その後、話し手に「聞き手はどれくらい理解できたと思いますか?」と聞くと、
話し手の予想する聞き手の理解度は72%であったのに対し、実際の聞き手の理解度は61%だったとのことです。

つまり、話し手が思っている程聞き手は話し手の話の内容を理解していないという事です。

それ故、貴方が誰かに何かを説明する時には、理解度の確認の為に「わかった?」と聞くよりは
何度も念を押すように説明を繰り返した方が効果的です。

「この点は重要なのでもう一度言います」
「念のため、日時だけもう一度確認します」
「最後に、重要点だけもう一度言います」

このような感じで、何度も何度も繰り返し説明すれば
「理解されていない」という状況だけは回避できます。

イギリス人の特徴を揶揄するジョークとして、下記のようなものがあります。

「私は、2+2が4だと思うのですが、あなたはどう思いますか?」

これは、慎重すぎるイギリス人の性格を面白く表現したものですが、
日本にも「石橋を叩いて渡る」という言葉があるように、物事は慎重に行った方が安心です。

慎重に行えば、それだけ大きな失敗は免れます。

もし、貴方の部下が仕事で大きなミスを犯したとしたら、自分の説明が充分であったか振り返って見て下さい。

ちょっと説明しただけでは、貴方の部下もどのように仕事を進めれば良いのか理解できません。

自分の説明が不十分であったのであれば、それを棚に上げて部下を非難するのはやめておきましょう。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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