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こんにちは、はらいかわてつやです。

議論 の主導権を握る、シンプルな方法。
相手が専門家だとしても有効。

討論番組を見ていると、相手の話をさえぎって割り込んでくる人、いますよね?
誰かが自説を述べている途中で

「いや、違う。ひと言いいですか?」と割り込んで自分の話を始めたり、
「ちょっと待ってください。いま『一部の人』と言いましたが、
もっと詳しく説明してもらえますか?」
と話を中断させ、質問をぶつける。

わかりやすく言うと「話の腰を折る」という行為です。

これは心理学で「介入」と呼ばれるテクニックです。
「介入」には他者を萎縮させ、自らのパワーを誇示する絶大な効果があります。
もちろん「介入」がうまい人ほどキレ者に見えるし、
自分がいかに優れているかをアピールすることにもつながるのです。

専門家であれ誰であれ、話の腰を折られては立場がありませんね。
相手を黙らせ、自分の土俵に議論を持ち込む「介入」。
これを仕掛ける際には、何らかの「反論」を用意しておくのが基本です。

つまり、相手がしゃべっている途中で「いや、それは違う」と割り込み、
「それは10年前の話で、現在のビジネス環境では通用しない。いま求められているのは……」
と反論を展開していくのです。

ここまでできれば完璧なのですが、例えこれといった反論や意見が思い浮かばなくても、
効果的な「介入」をすることができる裏技もあるんです。

知識差があっても、議論を有利に運ぶ方法

今日はその裏技を2つお伝えします。
ひとつは「定義付け」です。

例えば、
「いま『成果を挙げる』って言いましたね?
じゃあ、あなたの考える『成果』の定義ってなんですか?」
おそらく、大半の人は「えっ?」と言葉に詰まります。
言葉に詰まらせてしまえば、もうあなたの勝ち、なのです。

2つ目のテクニックが、「具体化」です。
「いま『便利な世の中』って言いましたね?
いったいどんな世の中が便利なのか、
もう少し具体的に説明してもらえますか?」
これも相手をしどろもどろにする、常套手段だ。

討論番組の司会者などは、自分が詳しくない議題であっても度々
このテクニックを使い、自分の優位性をアピールする。
あなたもお感じのように、かなり意地悪な手法ですが、
自分を「おりこう」に見せるのにこれほど便利なものもないのです。

衝撃的ですが、議論を優位に運ぶために、
鋭い質問も、専門的な反論も必要ないのです。

この「介入」については、次のようなデータもあります。
フランクリン・マーシャル大学の心理学者、マイケル・ナターレの実験です。
まず、彼は72名の大学生に心理テストをおこない「自信」の度合いを調査しました。

そして学生たちにペアを組ませ、30分間の会話をさせました。
その結果、自信の強い人ほど会話の中でたくさんの「介入」を行い、
自信のない人ほど「介入」をしないことが明らかになったのです。

相手の話を黙って聞いているだけでは、自信がないように見えますし、
結果として「おバカ」の評価を受けてしまうのです。

身近な「介入」

ここでは分かりやすく討論番組のような「攻撃的介入」を例に挙げましたが、実際はもっと
身近なところでも「介入」をたくさん見ているはずです。

例えば、たくさんのタレントやお笑い芸人が並んだトークバラエティ番組。
ここでも、腕のあるお笑い芸人は誰かが喋っいる最中に
「いやいや、ちよっと待ってくださいよ!」
と「介入」をおこない、自分の話に持っていく。
あるいは、「なんでやねん!」というツツコミも、立派な「介入」なのです。

こうして「介入」していくことは、自分にカメラを向けさせ、
自分にスポットを当てさせる行為といえます。
カメラが向けられなければ、最後まで「その他大勢」で終わってしまうのです。

ひな壇芸人の中にも、
番組中一回も喋らなかった芸人とかいますよね?
そんな、その他大勢の「おバカ」で終わらないためにも、
たくさんの「介入」をしていくようにしましょう。

今回は、主導権を握るための「介入」テクニックについてでした。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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