こんにちは、はらいかわてつやです。
人間は一般的に自分と似ている人に好感を持つ傾向があります。
できる営業の人は初対面の人と話すときに
相手との共通点を探そうとするのですが、理由はここにあります。
相手に「私はあなたと同じですよ」という
印象を植え付けて自分の好感度を上げようとしているのです。
共通点を探って好感を得ようにするのは好意の法則において最も基本的なことです。
「相手の真似をすること」によっても好感を得ることができます。
会話や行動の中で自然な流れでなんとなく真似をするのです。
例えば、欧米などのチップ制のある国のレストランでは、
ウェイターがお客様の注文を復唱するだけで
もらえるチップが70%増えるというデータがあります。
普通なら注文を受けたときに「はい」としか返事をしませんが、
そのときにお客様が言ったことを復唱するだけで好感を持ってもらうことができるのです。
自分なりに言い換えるのではなく、一字一句同じ言葉をオウム返しすることが大事です。
これは生まれたときから自然に身についている人間の性質なのです。
このことを考慮すると電話応対をどのようにすればいいかも分かりますね。
同じように「はい」と返事するだけでなく、相手が言ったことをそのまま繰り返すのです。
私が会社員だった頃もこれを実行していました。
多くの電話をとっていたのですが、相手が言ったことと一字一句同じことを復唱していたのです。
特にクレーム処理の時に効果を発揮していました。
相手の言うことに相づちを打つだけでは不十分ですが、何度も相手の言うことを繰り返していると、勝手に落ち着いてくれるのです。
もちろん疑問点があれば聞き返したり、相づちを打つだけの時もあります。
こればかりは臨機応変な対応が求められます。
しかし、一番多く使っていたのがこの相手の言うことを繰り返すやり方だったのです。
説得の方法として模倣は一番の基本です。
これだけ簡単に相手を不快にさせずに好感を得る方法はありません。
このことを理解すればさまざまなことに応用できるようになります。
試しにファミレスや飲み屋に行って注文をしてみてください。
大手チェーンであればたいてい注文した内容を店員が復唱するでしょう。
これは注文内容の再確認という意味もありますが、お客様が言ったことをまた繰り返すことによって好感を持ってもらい、また店に来てもらおうとする意図もあります。
このような手法は飲食店に限らず多くの企業で導入されています。
営業マンであれば相手が送ってくるメールをよく確認してください。
改行の仕方や文章の終わりなどに何らかの特徴があると思います。
そのような相手の文章の癖をあなたが送るメールでも真似してみてください。
メールに限らず電話や商談でも実践してみましょう。
相手をよく見てその特徴を忠実に真似するのです。
これを使い分けるようにできれば相手はあなたに好感を抱きやすくなるに違いありません。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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