こんにちは、はらいかわてつやです。
人は物のどのようなところを見て価値や値段を決めるのでしょうか。
それは希少性であると言うことができます。
希少性が高ければ高いほどその物の価値も高くなります。
金や銀はなぜ高いのでしょうか。
簡単なことです。
存在する数そのものが少ないからです。
金銀に比べ鉄や銅はより多く存在するので、価格も安くなっています。
また、キャビアやフォアグラはなぜ高いのでしょう。
これも単純に数が少ないからだと言うことができます。
安くても美味しい食べ物は他にもたくさんありますね。
にもかかわらず、キャビアやフォアグラだけ
なぜ高いかというと存在する数が少ないからなのです。
また別の例ですが、有名な観光地の近くに住んでいるにもかかわらず、
行こうと思えばいつでも行けるから今まで実際に行ったことがないという人は多いと思います。
そこがもし閉鎖することになったとしたら、
「行けなくなる前に一度行っておこう」という人が増えるでしょう。
それまでいくらでもチャンスがあったのに
行かなかった場所が閉鎖が決まるとなると、みんな急に行き始めるのです。
これも先ほどの料理の例と同じで、もうすぐ閉鎖される
ということで希少性が高くなり、人々が集まるようになるのです。
このように人間は数が少ない物や今すぐ決断しないと
後々手に入らなくなる物に心を揺さぶられ、
考えることもなく行動してしまいがちになるのです。
「このセミナーは残り○○席です」「この商品は○個限定です」など
ビジネスにおいてはこの習性を利用した方法がよく使われます。
この習性に照らし合わせて考えると「この商品はいつでも買えますよ」
という見せ方をするのは一番良くないと言うことができます。
ビジネスにおいて商品を売るにはある程度の希少性を持たせなければならないのです。
もちろんウソの希少性はいけません。
実際にはたくさんあるのに「残り○個」という宣伝をしている場面を
よく見ますが、お客様もそういうウソは見抜きます。
私はあまり感心しませんし、やはり誠実さを心がけましょう。
ビジネスにおいて希少性を持たせる対象は数、期間、特典の3つあります。
「残り○個」「あと○枠」というのはリアルビジネスでもよく目にする数の希少性です。
期間の希少性もかなり有効です。
その期間を逃してしまえば販売終了になってしまうので
商品は二度と手に入らなくなるからです。
特典の有効性はネットビジネスでよく使われています。
特典を作ればいくらでも希少性を持たせることができますし、
時間経過とともに特典を少しずつ減らせばさらに希少性が高くなります。
希少性に理由を持たせれば完璧です。
リアルビジネスでは「手作りのため○個限定」という手法がよく使われています。
無条件で希少性を持たせてもいいのですが
このような理由がある方がお客様からも信頼され、
希少性もさらに高くなるでしょう。
ウソではなく、きちんとした理由で商品に希少性を持たせれば
お客様の心を動かすことができるのです。
ご参考までに。
はらいかわてつや
著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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