こんにちは、はらいかわてつやです。
「○○があったらいいのに」という弁解はよくありません。
自分の失敗を人のせいにするのは、いわゆる負け犬が言う言葉なのです。
それと同様に「○○があったらいいのに」という弁解も、やはり特有のダメ人間が考えるようなことなのです。
お金がない人と言うのは、たいていは「○○がないからいけないんだ」「○○があったらいいのに」などの自分にはないものに着目しているのです。
「私が高学歴だったらいいのに」
「私の実家がもっと裕福だったらいいのに」
「私の顔がもっとイケメンだったらな」
というように、自分にはないものに対して感じることがたくさんあります。
このような考えが「どうにかしてみよう、そのためになにをすればいいのか」と、明確な方法や行動ができればできるようになればいいですが、たいてい「弁解する考え」の持ち主は、自分が持っていないものを欲しいというだけで終わってしまいます。これでは考え方が前向きな方向にいかないものはないのです。それを前提にして「これからどのようにしようか」という認識をすることが理知的な考えになり、苦難を乗り越える力となります。
国内には、石油や天然資源はほとんどありません。さらに、戦争で負けたので土地が荒れていました。ないものがおおかったのです。しかし、私たちの親世代は、「今よりもたくさん資源があればいいのに」とか「もっと運転資金が多くなればいいのに」などと弱音を吐きませんでした。「何を行えばいいのか」というポジティブな考えで一生懸命やり遂げました。それが日本という国を発展させるようになった理由だと思います。
ジョージア・サザン大学のウィリアム・マッキントッシュは「弁明する考え方」をしてしまう人を「リンカー」(linker)と言っています。2つのことを結び付かせる(link)考え方をする人なので「リンカー」なのです。
例をあげると、「お金があれば、私は幸せになれるのに」「恋人がいたら私は楽しい気分になれるのに」と言うように2つの内容を結びつけて考える人が「リンカー」なのです。
マッキントッシュが調査した結果、「リンカー」であればあるほど、物事に対して悔やむことが多く、落ち込みやすいということが分かったのです。
だいたい「○○があったらいいのに」と言っている人の多くが、その何かを手に入れたら次に欲しいものを探そうとして、再び「○○があったらいいのに」と言い始めます。
つまり、自分にないものを探すことは、行動しない自分を励ますための免罪符になっているのです。
このような人たちは、いつになっても満足できず、悔やむことが多く、落ち込みやすく、自分に自信を持てないと言います。なのでマッキントッシュは、「このような考え方はすべきではない」と言っています。「あれがない、これがない」と不平を言うばかりで、いつになっても進むことができない人間になるからです。
「リンカー」になることはやめましょう。「○○があれば○○になれる」「○○があれば○○できる」と言った自分の中にないものと、自分の現状への文句を結び付けることは自分にとって良くないのですぐにやめましょう。
はらいかわてつや
著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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