こんにちは、はらいかわてつやです。

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」という言葉があるように、何事に関してもやり過ぎは禁物です。
これは人を動かす時にも同じ事で、人を動かそうと熱心に試みるとかえって失敗に終わる事が多いのです。

よく上司が「仕事をしろ」と何度も部下に発破をかける事がありますが、
これは程度によっては逆効果を生み出すことがあります。
最初のうちは、部下も上司の言う事を気にして仕事をしますが、あまりにも何度も同じことを言われると、
人はその事に慣れてしまい、どうでもよくなってしまうのです。
そして、一度この慣れた状態になってしまうと、その後どんなに上司が必死に「仕事をしろ」と命令しても、
簡単には従わないようになります。

アメリカのパデュー大学の研究でも、この現象に触れられており、
それによれば政府が健康増進キャンペーンを行う程、国民にはかえって「逆効果」が現れるそうです。
すなわち、政府が繰り返し「タバコは控えましょう」「お酒も控えましょう」「適度に運動しましょう」等と推奨していると、
最初は人々も注意喚起され「そうだな」と思いますが、そのうちに「慣れ」が訪れ、「また言っているな」程度にしか思わなくなり、
最後にはかえって健康に対する関心がなくなってしまうのです。
これを「鈍感化」と言いますが、人を動かす時にやり過ぎるとこの現象が起きる訳です。

先程、人を動かす試みを2~3回やったにも拘らず効果が現れないときは、冷却期間を置く方が良い、
という話をしましたが、実はこれは鈍感化を避けるためでもあるのです。
一度鈍感化した人間を動かすのは、更なる労力を要します。

例えば喫煙者に毎日「タバコをやめましょう」と言い続けたとします。
これに対し喫煙者はどのように反応するでしょうか。
始めこそ「その通りだな」と思うものの、段々、「ああ、またか」と思うようになり、
しまいには「うるさいな」と感じるようになり、禁煙推奨に関する情報を聞き流すようになります。
当初の目的とは正反対の効果が現れる訳です。

「鈍感化する前に一度引く」人を動かしたい時にはこの事を忘れないで下さい。
決して動くまでやり続けたりしてはいけません。

私たちは人の事ならば客観的に判断できるのに、わが身の事となるとそう簡単には行きません。
よその母親が子供に毎日「勉強しなさい」と言っているのを見て、
「あれじゃ、やり過ぎだ。子供が言うことを聞く訳ないじゃないか」と思えるのに、
自分の子供に対しては案外同じことをしていたりするものです。

途中でいったん止めるのに抵抗のある人もいるかもしれませんが、
本当に相手を動かしたいのであれば一度引くことは非常に大切なのです。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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