こんにちは、はらいかわてつやです。

突然ですが、貴方の上司が怒り気味に次のような質問をしてきたらどう答えますか?
「君の部署の出勤率が低いが、君はどういう管理を行っているんだ」

「そんなことはありません!」と否定するのも、一つの選択肢としてありますが、これでは売り言葉に買い言葉、事態は悪化するだけでしょう。
こういう明らかな嫌がらせの質問に対しては、客観的事実を淡々と述べて対処するのがベストです。
相手が怒っているからと言って、こちらも感情的になり過ぎないようにしましょう。
あくまでも、事実を伝達することに徹し、反論は行わないのが賢明です。

では、冒頭の質問に対して、具体的にはどのように対処すれば良いのでしょうか。
以下、対処の一例としてこの上司と部下の会話の続きを記します。

「確かに他部署の平均に比べれば5%低いですが、それは管理の悪さに由来するものではないと思います。」
「何を言っているんだ、出勤率の低さが管理の悪さを物語っているのは明らかじゃないか。」
「いいえ、出勤率が低いのは2月と7月のみで、他はすべて他部署平均を上回っています。」
「だから何だと言うんだ?」
「調べてみたところ、我が部の欠勤は主に特定の女子社員によるもので、彼女たちは夜学に通っています。
問題の月は夜学の試験があったので、彼女たちは欠勤せざるを得なかったのです。」
「きみの管理がずさんな事には変わりないじゃないか」
「社員の夜学への通学は社則で認められていますし。組合とも協定が結ばれています。」
「・・・出勤率はもう良いが、その事で生産性が下がっているのではないか。」
「彼女たちは欠勤分をカバーすべく必死に頑張っていますので、生産性はむしろ他の月の数字を上回っています」
「・・・」

部下があくまでも冷静に、客観的事実だけを述べている事にお気づき頂けますでしょうか。
相手がどんなにしつこく嫌がらせを仕掛けてこようが、客観的事実を述べながら、このように冷静な態度を貫き「柳に風」と受け流せば良いのです。
これを冒頭のように感情的に対応してしまうと、相手も余計感情的になり負の連鎖が起きてしまいます。

実際、ワシントン大学のジョン・ゴットマン教授によれば、否定的に始まった会話に対して、
否定的な言葉で応じると「怒りのエスカレーション」という現象が起き、お互いの関係はより悪くなるとのことです。

ところで、このような状況に出くわした時に、もし反論するに充分な客観的事実がない場合はどうすべきでしょうか。
そのような時は、ひとまず「調べてみます」と言って、その場を去る事です。
上の会話で言えば、「出勤率が下がっているが」と言われたら「分かりました、調べてみます」と言うだけで良いのです。
相手が食いついてきてもまともに取り合ってはいけません。
「その点については、事実を把握していないので、早急に調べます。少しお時間を頂けますか」とだけ言って下さい。
そして、事実をきちんと把握し完全武装した上で、相手に応戦するのが最も効果的な手段でしょう。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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