こんにちは、はらいかわてつやです。

お子さんとの会話で次のような経験はないでしょうか。

親「遊んでばかりいないで、少しは勉強しなさい。」
子「でも子供は遊ぶのが仕事って言ってなかった?」

このように言われてしまうと親といえども、一瞬口をつぐまざるを得ませんね。

上記のように、自分がかつて言った事を理由や証拠として逆手に取られると人間は反論できなくなってしまいます。
なぜなら、私たちには常に「一貫していたい」という欲求があるからです。
以前自分が言ったことを根拠に矛盾点を突かれると、
自分の一貫性を崩すまいとしてそれ以上の発言が出来なくなってしまうのです。

カリフオルニア州立大学のポール・シンドラー博士曰く、発言内容が頻繁に変わる人は人から信用されなくなるそうです。
これは誰にとっても望ましくない事ですので、私たちは常に一貫性を保とうと努めます。

相手を黙らせたい時には、この心理を応用してみる事が出来ます。
例えば、「失敗を恐れず、物事には常に挑戦しなさい」と上司に言われた時は大きなチャンスです。
後先の事等考えず、今までやりたいと思っていたことに挑戦してみましょう。
例え失敗して、会社に損害を与えた事で上司に叱責を受けたとしても次のように答えれば良いのです。

「部長は『物事には常に挑戦しなさい』と仰っていましたよね?」
「部長は『挑戦する人を応援する』と仰っていませんでしたか?」

当人が以前「そう言っていた」或いは「それに賛成していた」のであれば、大抵の場合それ以上何も言えなくなってしまいます。
この上司も、怒りと叱りたい気持ちをぐっと押さえ「そうでしたね」と言わざるを得なくなるでしょう。
これがあげ足取りの作戦です。

歴史上にはこんな話もあります。
昔々、今は中国にあたる場所に魯という国がありました。
魯の兵士の中に、三度出陣し三度とも逃げた者がいました。
孔子が理由を聞くと、彼こう言いました
「私は一人息子で故郷には老父が一人でいます。私が戦で死ねば父の面倒を見る者がいなくなってしまいます。」
孔子は彼を親孝行な息子と思い、彼を引き立ててあげました。
すると、魯の兵士の殆どが平気で戦から逃走するようになったとのことです。
孔子はこの事態に困った事でしょう。
兵士に逃げるなと言えば、彼らから「お前が親孝行の為に戦場から逃げ出す事は良い事だと言ったのだろう」とあげ足を取られてしまうのですから。

あげ足取りの作戦を使う時にはひとつ注意することがあります。
それは皮肉っぽく言わない事です。
笑いながら、相手をバカにしたように言ってしまうと、相手の怒りを誘うだけです。
あげ足を取る時はあくまでも、真剣な顔で正々堂々と主張する事が大切です。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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