こんにちは、はらいかわてつやです。

冤罪事件のニュースを見るたびにいつも思う事があります。

「何故、この人は自分が犯していない罪を認めてしまったのだろう。」

罪を認めてしまえば、その後の人生に
多大なる影響が出るのは誰の目にも明らかな事です。

それにも関わらず、「私がやりました」と
言ってしまう心理が不思議で仕方ありませんでした。

実は、人間の心理というものは、相手の強引な態度に押されると、
自身でも理解不能なパニック状態に陥り、事実でない事ですら
認めてしまう傾向にあるそうです。

その事を示す面白い実験があります。

米国の心理学者ソル・カッシン博士は、被験者に対しパソコンでの入力作業を与え、
その際に「ALTキーを押すと、これまで入力したデータが全て消失しますので絶対押さないように。」
と注意を言い渡しました。

その後、作業中にパソコンが自動的に停止するようにプログラミングしておき、
実際にパソコンが停止すると同時に急いでやって来て
「ALTキーを押したのではないですか」と問い詰めると言う事を行いました。

すると、彼らが押した事実は全くないにもかかわらず、
何と約7割の人が「自分が押した」と認めたとのことです。

更に興味深い事に、「どういった拍子に押してしまったのか?」と尋ねると、
「入力作業中に小指で軽く触れてしまった」等
いかにもあり得そうな状況を作り上げて報告する人もいたとのことです。

客観的に見たら恐ろしい感じがしますが、
このように平常心でない状態で他人から強引に言われると
人間はやってもいない事を認めてしまう傾向があります。

先程の冤罪の例に戻れば、警察での取り調べで本人が無罪であっても、

強引に「お前がやったんだ」と言い続けられれば、
嘘でも罪を認めてしまう可能性はかなり高いです。

また、近年話題になった電車の痴漢行為の冤罪問題なんかも、
まさにこの事を良く示している例で、
混雑した車内という事実確認が困難な状況下で起きたことに対し、

警察官から「身動きが取れない中で、偶然手がその位置にあったのではないか」などと、
執拗に問われ認めてしまうケースがかなりあるようです。

この記事を書いている私でさえ、冤罪の状況に自分が置かれたとしたら、
最後まで「やっていない」と言い切れる自信はありません。

冤罪を招くような状況での強引な態度は問題ですが、
強引さが人を動かすという事は事実です。

言いかえれば、人を動かしたい時には多少強引に
押してみるのも一つのテクニックでしょう。

今まで人に強引に頼まれて、何かを引き受けてしまったことはありませんか。
今度はその人のやり方を自分が応用してみましょう。

「この仕事前から興味があるって言ってたよね。確か誰もやりたい人がいないならやっても良いとも・・・そうだったね?」
このような感じで多少強引に話を持って行けば、
相手も「えっと、あ、そういえばそうだったかな」等と答えてくれるに違いありません。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
はらいかわてつや

Dr.Freedom

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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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