こんにちは、はらいかわてつやです。
この本は、マーケティング・コンサルタント会社「ドゥーリー・ダイレクト社」の創業者であるロジャー・ドゥーリーが、ビジネスを行う中で脳へ訴えることがいかに大切かに気付き、綴った一冊です。
何か一つの商品を売ろうと思った時、私たちは店頭POPでの誘い文句や他店よりも安い価格にこだわることが良くあります。
それらは当然行わないよりも行った方が効果を得られることでしょう。
しかし、現在の販売体制が脳科学を通してみた場合、根本的に間違っていたとしたら……
この「脳科学マーケティング100の心理技術」を読み、内容を実践するだけで、これまでの数倍の売り上げとなる可能性があるのです。
今の日本は必ずしも豊かだとは言い難い世の中です。
その中で、財布のひもが堅い消費者から選ばれていくためには、一体どうしたら良いのでしょうか。
「脳科学マーケティング100の心理技術」では徹底して人間の脳が嬉しい、気持ちがいいと感じる方法について解説をしています。
例えばお金を支払う時、自分の財産が無くなるのですから脳は大きなストレスを感じます。
この時、財布から直接お金を支払う場合と、電子マネーやクレジットカードなどで支払う場合、電子マネーやクレジットカードでの支払いの方が視覚に優しいですから脳はストレスを感じにくいといえます。
多くの店でクレジットカードの利用を推進しているのは、ただ便利だからではなく、カードを出すだけでストレスなく、気軽にたくさんの買い物をしてほしいからなのです。
これは視覚を意識した脳科学の例ですが、他にも聴覚、嗅覚、味覚、触覚と様々な感覚を利用して「脳科学マーケティング100の心理技術」では顧客の脳が喜ぶ方法を提案しています。
聴覚を利用したマーケティングでは、脳へと響くBGMや店舗のテーマソングの推奨や、嗅覚を利用した香りから購買意欲を引き出す方法などが分かりやすく載せられています。
普段なにげなく耳にしている店舗のテーマソングが、家に帰ってからも脳内で再生されてしまい離れないという経験があるかと思います。
これは、耳に残りやすいテーマソングを利用することで、いつでもどこでも顧客が店のことを思い出すようになっているのです。
このように五感を意識したマーケティングでは、チラシやディスプレイ、新聞広告などで視覚へと訴える方法や、味覚や触覚を利用した接客の方法など、今日から実践できるテクニックがふんだんに盛り込まれています。
この一冊の中に100もの具体的な事例がちりばめられているのですから「脳科学マーケティング100の心理技術」を読む前と読んだ後では店舗の雰囲気や従業員の態度、広告の内容などが一新することでしょう。
また、「脳科学マーケティング100の心理技術」を活用できるのは実際の店舗だけではありません。
インターネットビジネスやネットショップ、SNS、ブログの集客増、営業マンのトーク術やコピーライターなどの職種まで、人を相手にする仕事であれば、脳科学を知ることで大きな戦力となるでしょう。
ここ最近、自分で買ったものを思い出して下さい。
どうしてそれを買ったのか説明ができますか?
毎日欠かさず食べているものや嗜好品であっても、それを選ぶにあたって実は脳科学が影響していたとしたら、その理由が知りたくなるでしょう。
当たり前のように購入していたものが、実は知らないうちに買わされていたり、どこにでもある同じ商品であっても決まった店で買うのが当たり前になっていたり、それらはすべて「脳科学マーケティング100の心理技術」を読むことで説明がつきます。
そして、これからは自分が知らないうちに買わせてしまう側となることができるのです。
もう一点「脳科学マーケティング100の心理技術」をお勧めする理由に、回り道がないという点があります。
売り上げを上げるため、試行錯誤を繰り返したり、失敗してしまったりした場合、それは時間やお金の大きなロスとなります。
さらに、見込み客の信頼を一度失ってしまったことで、その顧客はもう店舗やサイトを訪れようとは思わないかもしれません。
そのような危機を回避するためにも、「脳科学マーケティング100の心理技術」は大きな役に立ちます。
行動を起こす前に一冊の隅から隅まで目を通しておくことで、しなくても良いミスを未然に防ぐことができます。
そして、正解の道を知った上で、行動を起こすことができるのです。
脳科学という単語だけ聞くと堅苦しさを感じる方もいるかもしれません。
しかし、脳科学を理解している著者ドゥーリーだからこそ、入り込みやすく読みやすい文章となっていますから、楽しみながらマーケティング術を得られることもこの本が売れ続けているポイントです。
人間が人間にものを売る。
人間は脳で考える生き物である。
だから脳へのアプローチが必要となる。
考えてみれば当たり前のようですが、当たり前すぎて意識していなかったという方も多いでしょう。
今日からは「脳科学マーケティング100の心理技術」を利用して、顧客の脳を掴んでいきましょう。
そして、脳科学を利用することで変化する人間の姿をその目で確かめてみて下さい。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
メルマガ読者数23万人突破
YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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