こんにちは、はらいかわてつやです。
人は注目されないと、
悪さをしてでも注目を集めようとする。
それに失敗すると、
今度は自分の無能さを見せつけるようになる。
~アルフレッド・アドラー~
アドラー心理学を体系化したルドルフ・ドライカースは次のように言っています。
子供は適切な行動で自分の欲求が満たされない時に、不適切な行動で欲求を満たそうとする。
その際、不適切な行動の目的が四つあると考え、これが有名な「不適切な行動の4つの目標」です。
目標1:注目、関心を引く 「子供は親にかまってほしい時、親が他の人と話すのを邪魔したり、自分が眠る時、眠るまでそばにいるよう
要求したりします。」
目標2:力を示す 「目標1がうまくいかない場合、かんしゃくをを起こしたり、食べるのを拒んだり、行動をエスカレートさせ
力ずくで注目を集めようとします」
目標3:復讐 「目標2の行動を子供が示した時に大人が力ずくで子供に言う事を聞かせると、子供は親に復讐することを目的として
不適切な行動を行うようになります。」
目標4:回避 「目標3の行動を続けた結果、疲れてあきらめて、最後に努力をしなくなります。自分は何もできない、やる気のない人間
であるということを訴えることで、人生の様々な課題から逃れようとします。」
これらの4つの目標は子供だけのものではないのです。
大人になってからでも、夫婦、親子、上司部下、友達間でこの様な
行動が繰り返されるのです。
例えば夫婦間で言えば、家庭を顧みない夫に対して、妻は最初は「早く帰ってきてほしい。」と直接的に要求します。
それが聞き入れられないと「怒りを面に出し、それをぶつけます」。
それでも自分の欲求が受け入れられらないと次は復讐です。「自分は遊び歩いたりして、家事を放棄します。」
そして最後にはあきらめて、「自分の無力さや病気を夫に見せつけるのです。」
はらいかわてつや
著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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