こんにちは、はらいかわてつやです。

「オープン・クエスチョン」や「クローズド・クエスチョン」という言葉を知っていますか。

一般的に、質問は「オープン・クエスチョン」(開いた質問)と「クローズド・クエスチョン」(閉じた質問)の2種類があるとされており、
「オープン・クエスチョン」は、相手に意見や感想を自由に語らせる為の質問です。

例えば、「貴方の趣味は何ですか」「その時貴方はどのように感じましたか」等の質問に対する答えは、
「映画鑑賞です」「サッカーです」「悲しかったです」「怒りを感じました」等、様々な可能性が考えられます。

一方で「クローズド・クエスチョン」は、「貴方は○○が好きですか」「その時貴方はこう思ったのですね」等、
「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。

最近、この「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」の使い分けが出来ていないなと感じる事があります。

特に、テレビで首相の記者会見やインタビュー番組を見ている時に顕著です。

皆さんも、記者やインタビュアーが「○○についてどう思いますか?」と質問するのを良く見かけるのではないでしょうか。
一見、相手の意見を引き出す定番の質問に見えますが、実際このような質問は、答える側にとっては非常に答えにくいのです。
なぜなら、質問があまりにも漠然としているので、聞き手が何を意図しているのか、何を知りたいのかが良く分からないからです。
その結果、答える側も曖昧な答えにならざるを得ません。

政治家の発言が明瞭でない、的を得ていない等と、世間では良く言われますが、
個人的には「どう思いますか」に代表される記者の曖昧な質問そのものが問題の原因だと思います。
実際に政治家に対する質問やテレビのインタビュアーの質問が自分に向けられたと想定してみて下さい。

「税金についてどう思いますか?」
「この製品についてどう思いますか?」

いずれにせよ、返答に困るか、抽象的な回答にならざるを得ないでしょう。

では、具体的な回答を引き出すにはどうしたら良いでしょうか。
そのような時こそ、クローズド・クエスチョンの出番です。
例えば製品の感想を聞きたければ、「どう思うか」ではなく、

「この製品を使用した事がありますか?」
「この製品は使い易いですか?」
「この製品を買いたいと思いますか?」

等と質問すれば、相手はすぐに答える事が出来ます。

クローズド・クエスチョンはアンケートを取る際にも有効です。
公共施設等には良く「ご意見投書箱」のようなものが置かれていますが、
ただ紙と鉛筆を置いて「自由な意見をお聞かせ下さい」と言われても、
殆どの人は何について聞きたいのかが分からないので答えようとはしないでしょう。
このような場合は、下記のようなクローズド・クエスチョンを用いたアンケート形式にすると回答者がぐっと答えやすくなります。

「どの窓口へ行くべきかすぐに分かりましたか」
「受付までの時間は、許容範囲内でしたか」
「従業員の対応は良かったですか」

オープン・クエスチョンは相手に何かを語らせたい時や会話を弾ませたい時には有効ですが、
漠然とした回答しか得られないという欠点があります。
具体的な回答が欲しい時は、クローズド・クエスチョンの方が断然有効です。
ビジネスの場では、相互の理解の不一致を招く曖昧な質問や回答は避けるべきです。
クローズド・クエスチョンを上手に使って、相手から具体的かつ明確な回答を得られるようにしましょう。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
はらいかわてつや

Dr.Freedom

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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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