こんにちは、はらいかわてつやです。
アドラーは次の3つを全く違うものとして、区別して使っています、「劣等性」と「劣等感」と「劣等コンプレックス」です。
「劣等性」とは背が低い、走るのが遅い、眼が悪いなどの実際に事実として劣っている性質をいいます。
「劣等感」とは、主観的に自分は劣っていると思うことです。
つまりは、実際に事実として「劣等性」があったとしても、
それを本人が主観的に劣っていると考えれば「劣等感」になるし
劣っていると考えなければ「劣等感」にならないということです。
あくまでも、「劣等感」は主観的なものであり、誰がどう見てもスタイルがいいのに、本人が主観として「自分は太っている」と思えば
それは十分に「劣等感」になるのです。
「劣等コンプレックス」は世間では「劣等感」と同じような使われ方をしていますが、アドラーは全く違うものとして区別しています。
アドラーは「劣等コンプレックス」とは、主観的に感じた「劣等感」を言い訳に、人生の問題から逃げ出すことだと言っています。
つまりは、「劣等感」を持っていても、それをばねに、頑張る人は「劣等コンプレックス」は持っていないのです。
「親が厳しすぎたから、暗い性格になった。」「家が貧しかったから、勉強ができずいい仕事にもつけなかった。」などと
現在の人生の問題を誰かのせいにして、努力をせずに、問題から逃げることを「劣等コンプレックス」というのです。
「劣等感」を持つことは不健全ではありません、「劣等コンプレックス」を持つことなのです。
さて、あなたが持っているのは、「劣等感」「劣等コンプレックス」どちらですか?
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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