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こんにちは、はらいかわてつやです。

ネットワーク社会が発達してきて、特に感じるのは、匿名行為による攻撃性の増加でしょうか。
名前が分からない匿名掲示板には罵詈雑言が書かれていますが、実社会ではそのようなものはあまり見られません。
自分と分からない状態だからこそ、大胆で過激な行動や恥ずかしい行動が取れてしまうのです。
このような、自分の存在が分からない状態だと反社会的な行動を取りやすくなる事を「匿名性効果」と言います。

ある地域では、中学生や高校生に、近所の人たちが声を掛けるということを積極的に行ったら、少年犯罪が減少したという話もあります。
これは「匿名性効果」とは逆で、顔や名前を知られてしまったから、反社会的な行動が取りづらくなったということになるのでしょう。

匿名性効果」は、お店の店員による接客においても、考慮する必要があります。
名前を見せずに仕事をしている場合、どうしてもずさんな対応が多くなってしまうからです。
どこかで、「誰がやっているか分からないんだから」という意識が働くのでしょう。

逆に名前をネームタグ(名札)をつけると、急に責任感が増して、しっかりとした対応になる場合があります。
クレームなどに関しても名指しで入れられることになるので、まるで、自分がお客から監視されているような気持ちになり、丁寧な接客を心がけるのです。

匿名性効果」は、電話の対応でも、大きく感じられます。
顔も見えず、名前も名乗らない状態では、店員に責任感が生じないのです。
だからこそ、最初に「お名前は?」と聞くだけで、対応が格段に改善することもあります。

イスラエルにあるヘブライ大学のアナト・ラファエリ博士の出した分析結果からも、ネームタグによるサービスの向上は証明されています。
1319件の小売店を分析した結果、ネームタグをつけている店員ほど、接客が丁寧で、真面目ということを発見したのです。
さらに、ラファエリ博士の分析から、ネームタグは店員自身にも良い影響を与えていることも分かりました。
名前を出すことによって生じる責任感が、仕事へのプライドに変わり、自分の仕事に自信を持つようになったのです。

最近では、タクシーに限らず、郵便配達やトラックなどを使う配送業者のひとも自分の名前を掲げている人が多くなっています。
そのせいか、宅配業者のサービスが、近年、上がっているように思えます。
名前を晒すことで、周囲からの視線に緊張感を持つため、結果、サービスが上がっているのだと思います。

名前を出すことで、出した側には責任感が生まれ、仕事が丁寧になります。
お客の方は、名前が出ていることで、安心して仕事を任せることができます。
双方にとって、ネームタグで名前を提示するということにはメリットがあるといえます。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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