人にお願い事を聞いてもらいたいのであれば、
日ごろからその人のために何かしてあげるべきと言いましたが、
このような話を聞くと顔をしかめる人がたまにいます。

彼らの言い分を聞いてみると「こちらが動いてあげても、見返りをくれない人間がたくさんいます。

善意で動いて、何も見返りがないのではこちらが損をするだけです」との事です。

なるほど確かに、礼儀知らずな人間はたくさんいます。

人に何かをしてもらうのが当たり前のようにしてもらい、ひどいとお返しどころかお礼の言葉もありません。

それでは、こういった「損」をしない為にはどうしたら良いでしょうか?

私が提案したいのは、相手の為に何かしてあげる時に、先々のお礼を約束させておくという方法です。

例えば、同僚や後輩の残業を手伝ってあげるとしましょう。

その時に「今日は特に用事もないから、仕事を手伝うよ。その代わり、こっちが忙しい時は手伝ってね」と言ってみましょう。

援助の申し出と見返りの約束を同時にしておけば、
相手も見返りが無理であればその場で断るでしょうし
OKならば貴方に対しての「借り」が一つできた
と頭の片隅に記憶されます。

万が一見返りがなかなか実行されなくても
「この前の貸し、近々返してほしいのだけれども・・・」
と自然な形で切りだす事も可能です。

この方法であれば、皆さんも安心して相手の為に何かをしてあげる事が出来るのではないでしょうか。

この見返りを予め取り付けておくやり方ですが、
経営学者のロザベス・カンター教授によれば
成功するマネージャーの多くが実践している方法のようです。

例えばプロジェクトへの協力を依頼された時、彼らは
「自分の名前を協力者として公表する」
等の見返りを保証してもらってから、協力に応じるのだそうです。

一見抜け目がないようにも見えますが、
成功する人間ともなると予めこういった類の
約束を取り付けておくというのは非常に参考になります。

世の中の多くの人は、ギブ・アンド・テイクの精神や相互扶助精神を持ち合わせていますので、
敢えて見返りを意識させなくても、相手の為になる事をしてあげればそれなりのお礼は見込めるものです。

けれども、そうでない人もいるという事で心配なのであれば、予めきちんとお礼の内容を確認しておきましょう。

そうしておけば、自分も安心できますし、もし後になってお礼がなかったとしても、
こちらから切りだせるので悔しい思いをすることはないでしょう。

最後に、相手が全くお礼をしてくれなかった場合の対処法についてお話ししましょう。

その場合は、貴方の方からのこれ以上の援助を止めましょう。

約束を破った相手に対していつまでも、義理堅く支援を続けることはありません。

最初にルール違反したのは相手の方ですから遠慮はいりません。

私個人としては、人に何かしてあげる事が大好きなので見返りを求めることはありませんが、中には見返りがないと不満の人もいるでしょう。

そういう人は、こちらが何かをしてあげる際に、予めきちんと見返りの約束を取り付けておく事をお勧めします。

著者プロフィール

はらいかわてつや
はらいかわてつや

Dr.Freedom

Facebook 11万いいね!突破
メルマガ読者数23万人突破
YouTube 100万再生突破

心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

詳しくはこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
Tagged with →