「勇気」があれば人は困難に遭遇した時にも、
周りの人のことを思い、優先することを放棄せずに、
問題を解決していくことができます。
アドラーはこの「勇気」を
共同体感覚の一側面であると言っています。
「勇気」のない人は困難に遭遇すると
周りの人のことを優先できず、
自分のことばかりを優先してしまいます。
つまり共同体感覚を放棄してしまうのです。
「勇気」のない人、
自分のことばかりを優先する人は、
周りの人からの評価を気にします。
周りの人に貢献することよりも、自分のことばかり考え、
どのように自分が見られているかばかりを気にするからです。
他人の評価に左右されてはならない。
ありのままの自分を受けとめ、
不完全さを認める勇気を持うことだ。
アドラー
一方で「勇気」のある人は
他人の評価を気にすることはありません。
誰かからほめられたり、
認められたりすることがなくても、
自分が周りの人の役に立っている
という事実に満足を感じられるからです。
「勇気」のない人を「勇気づける」ためには、
周りの評価を気にせず、自分を良く見せる必要がない
ことを教えてあげることが重要です。
人が自分をどう思うかを気にする必要はなく、
ありのままの自分のままでいいのだということ
を気づかせてあげることが「勇気づけ」なのです。
このことは、不完全な自分を認める
「勇気」を持つことにもつながります。
人を勇気づけるためには、
「ここまでできたらあなたを認めます」
や
「これができないならあなたを認めません」
などと言うように相手の行動に
条件をつけてはいけません。
そのままの相手をそのままの状態で受け容れる、
それが勇気づけになるのです。
著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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YouTube 100万再生突破
心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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