はらいかわてつやです。

ベテランの考えを故意に疑問に思うこと。

アメリカの応用心理学者メルビン・マークがリストラされた会社の社員に対してアンケートを行いました。

リストラされた285人を対象に「あなたは自分がリストラされることを前もって知っていましたか」という質問をしたのです。

回答は3通りで「全く予想できなかった」「うすうす気づいていた」「はっきり分かっていた」を選ぶものでした。

それぞれの人の回答と勤務していた年数を見て解析した結果、4年間勤務していた人と、18年間勤務していた人とでは、4年間勤務していた人は、「うすうす気づいていた」と回答した人が多かったです。

一方、18年間勤務していた人は、「全く予想できなかった」と回答した人が多かったのです。

結果からすると、その会社に長い年数いればいるほど、会社の功績が悪くなるほか、自分がリストラされるかなど、落ち着いて判断できなくなります。

自分の会社がどうなるか、または、事業の勢いが衰えてしまうかどうかといった先の話は、
それよりもまだ会社や事業にかかわっていない人、またはその業界に入っていない人の方が冷静な判断ができるかもしれません。

「私はこの職について30年もたっている、私の言うことを信じなさい」

信じられませんよね。

「私は、この世界に25年もいるからベテランだ。私の言うことは正しい」

間違えることもあるかもしれない。

これが正しい判断だと思います。ベテランが言うから正しいと聞く耳を持つ必要がないのです。

「入社して以来数十年、この開発に携わってきた」という人に限って、自分の力を信頼しすぎて、どのようなものを作ればいいのか分からなくなるということが起きてしまいます。

キャリアがない人ほど新卒の人と同様に気をつけなければなりません。

今となっては、高齢者に向けた機能を削ったシンプルな携帯電話がありますが、
最初にそのようなテーマで商品を提案した担当者は、技術者から猛反対がありました。

「せっかくこんなにハイテクノロジーな機能を使っているのに、入れないのはおかしいだろう」というわけです。

しかし、結果的にシンプルな携帯の売り上げが良かったのは間違いありません。

結局、技術畑に長年いた技術者たちは、「高齢者は多機能をためらう」という考えが難しくなってきているのかもしれません。

近頃は、あえて入社年数の短い人のみや女性のみでの商品開発グループを作ることも多くなってきています。

商品のデザインは、会社以外のデザイナーに頼むこともあります。

そうすることで一般人の欲求や時代の欲求を正確に感じ取ることができます。

私も、本当のことを言うとキャリアの長い経営者が苦手です。

キャリアが長いほど自分の能力に自信があるので、意見をどんどん言ってくることが多いのです。

それで商品がたくさん売れたらいいのですが、あまり売れません。

キャリアが長い人が言えば言うほど、そうなってしまいます。

それよりも若い経営者の方が、私の話を聞いてくれますし、仕事がやりやすいです。

私も少しずつキャリアを積んでいきつつあるので、悪影響が出ないように苦労しているのです。

結論としては、キャリアの長い人の意見や忠告は、それほどしっかり聞く必要はありません。

ベテランが賛成してくれなくても隠れて自分ひとりで商品を作ろうとしようとするくらいの心構えは持ってほしいです。

キャリアが長い人は、見えてないものがたくさんあることがあります。自分を信じ、迷うことなく進んでいきましょう。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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