はらいかわてつやです。
相手の権利に土足で踏み込んではならない。
権利を尊重し、自分で決めさせるようにすれば、
人は、自分を信じ、他人を信じるようになるだろう。
親と子供、上司と部下、先輩と後輩には、明確な上下関係があります。
ただ、これら上下関係があっても、それを利用して、相手の権利に土足で踏み込めば必ず対立関係が発生します。
親がその上下関係を利用して、子供に命令して部屋を片付けようとさせれば、
子供は決して親の言う事は聞かないと
意地になって片付けすることを拒否するでしょう。
この時、親子間ではなにが起きているのでしょう。
それは親と子のどちらがより力を持っているのかを競いあう親子間の権力闘争なのです。
これと同じことが、上司部下、先輩後輩の間でも起きるのです。
このように、強制すれば、お互いに対立し、権力闘争が起きてしまいます。
そうするのでなく、相手の権利を認めてあげ、自分自身で考え決めさせるのです。
そうすれば相手は冷静な判断を行い
本当に片付けが必要であれば、自分自身で片付けを行うでしょう。
この例のように、強制して、対立するという流れを繰り返していても、相手の共同体感覚は決して育ちません。
怒られ、強制されていくうちに劣等感が強まり、自分への信頼がなくなります。
次に強制してくる相手を敵だと認識し、他者への信頼がなくなります。
その結果、社会の中での居場所がなくなるのです。
反対に、両親や上司が、子供や部下の権利を認め、自分自身で決めさせるようにすれば、
子供や部下は少しずつ自己信頼と他者信頼を形成していきます。
その結果、家庭や社会の中で居場所を見つけることができるでしょう。
こうして共同体感覚を学び始めるのです。
子供や部下の共同体感覚を育てる入口は、強制をやめること、人から権利を尊重される体験を増やしてあげることなのです。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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