はらいかわてつやです。
人は居場所がないと感じると
精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。
他者に貢献することで居場所を確保すればよい。
次の人達はそれぞれ全く違った問題を抱えている人達に見えるでしょう。
自殺する人、性的な倒錯者、アルコール依存症の人、精神病患者、犯罪者。
しかし、アドラーはこう言っています。
「これらの人達の抱えている問題の根の部分は一つだ」と。
この問題の根こそが、共同体感覚の低さなのです。
まず自分のことを優先し、周りの人のことを考えないため、周りの人から支えられているという
実感を持つことができず、だんだんと社会から孤立していくのです。
これらの人達は社会の中で居場所を失い、それを補うために、問題のある行動を引き起こすのだとアドラーは考えたのです。
そしてアドラーはこのように言いきっています。
「これらの問題を持つ人でも、共同体感覚を持ち発展させることができれば全ての困難から解き放たれる」と。
犯罪者は、法を犯し、警察を愚弄し優越感を得ています。
この行動は、共同体感覚が低いために、社会の中で居場所を失い、それを補うために行っている行動なのです。
精神病患者も同じなのです。
精神病患者は、周りの人たちから憐れみを受け、「病気だからしかたがないよね」「病気でなければ、できるのに」という
言い訳を手にすることができるのです。
こういった言い訳で、共同体感覚のなさから生まれている社会の中での居場所のなさを補完しているのです。
このように、最初に言ったような問題を抱える人達の行動は、共同体感覚を高めることができずに、社会の中で居場所を失ってしまった
人達の、必死の補完の行動なのです。
しかし、これらはあくまでも補完の行動であり、本当の意味での居場所はいつまでも手に入りません。
そのため、最後には行き詰ってしまうのです。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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