はらいかわてつやです。
罰を与えるのではない。
結末を体験させるめだ。
子供が食事の時間になっても帰ってこなければ、
一切叱らずに食事を出さなければよい。
家族内の約束で、夕食の時間を18時に決めているにも関わらず、いつまでもたっても遊び呆けていて
決められた時間を過ぎてから帰ってくる子供がいます。
母親は、子供が帰ってきてから食事を温めなおし、もう一度洗いものをする必要があります、それでも
子供は全く知らん顔で、しょっちゅう遅れて帰ってくるのです。
こんな時、多くの母親は子供を叱りつけますが、全く子供は聞く耳を持たないので困ってしまいます。
しかし、子供に教えるには、結末を教えるだけでいいのです。
そうすれば子供は自分から時間通りに帰ってくるようになるのです。
アドラーの教えを汲んだ弟子であるルドルフ・ドライカースはこんな母親に対して次のようなアドバイスをしています。
夕食の時間の約束をする際に、食事の時間に遅れれば食事は出さないという約束をして、ただそれを守ればいいのです。
子供が時間に遅れて帰ってきて、「ご飯は?」と聞いた時に、「時間に遅れたから食事は出せないのよ」と答えればいいのです。
この方法は、自然な結末ではなく、論理的な結末を体験させる方法です。
この方法は子供のみならず、大人にも有効な方法でしょう。
ただし、この約束は、理不尽なほど厳しいものであってはなりません、そうであれば相手はこれを「しかたない約束だ」
とは思わず、これは「罰だ」と思うでしょう。
また、結末を体験させる時に、叱責したり、嫌味を言ってはいけません、これも罰になってしまうからです。
罰を与えるのではなく、結末を知らせて気付かせる、これがアドラーの考える教育なのです。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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