はらいかわてつやです。

今回の企画書は事前に綿密な準備をしただけあって、会心の出来栄えだ。
そう思って上司に提出したところ、書類を一瞥するなり「もうちょっと、読みやすく出来ない?」と言われたら、
大抵の人はがっかりするか、上司に怒りを感じる事でしょう。
私だったらその上司に殴りかかりたい気持ちになります。
なぜなら、上司は私の頑張りを少しも評価してくれていないからです。

人間は誰しも、頑張った後には「頑張ったね」「よくやった」「素晴らしい結果だ」等と労いや褒め言葉を聞きたいものです。
米国バブソン大学のA ・コーエン博士とブラッドフォード博士もこの点を指摘しており、
彼らによれば頑張った人に真っ先にすべきは、「労ってあげる事」であって「ダメ出しをすることではない」そうです。

部下の企画書に改善点や疑問点があったとしても、すぐに「ここはもっとこうした方が良くないか?」「これはどういう意味なのか?」等と言ってはいけません。
まずは優しい言葉をかけて、部下の努力を労ってあげましょう。
「お疲れさま」「大変だっただろう」のような簡単な一言で良いのです。
その一言があるだけで、部下も自分の努力が報われた気持ちになります。

改善点や疑問点については、数時間或いは数日たった頃に「ところで君の企画書、もう少し図を挿入する等して分かりやすくするといいんじゃないかな」
「ここの部分、これはこういう意味で良いのかな?」等とと言ってみましょう。
例え、企画書を受け取った瞬間に「レイアウトが見づらい」「図が少なく分かりづらい」等指摘したい点が見つかったとしても、
そこはぐっと我慢してある程度の時間を置いてから伝えましょう。
こうすることで部下を不用意に傷つけるのを防ぐ事が出来ます。

仕事に限らず、部下に掃除でもなんでもお願いをして、それをやってもらったのであればまずは
「ありがとう。手間をかけさせてすまなかったな」と労ってあげましょう。
間違っても「もっと丁寧に出来ないの?」等と言ってはいけません。

仕事が終わった後の人間は、すべきことをやり終えた爽快感でいっぱいです。
そんな心理状態の所に「ここはもっとこうするべきだ」等とダメ出しをされると、
せっかくの爽快感に水を差されたようで何とも嫌な気持ちになります。

もちろん私も、原稿を提出後すぐにクライアントから電話がかかって来て「あの点が分かりづらいから、こう直せないか」と言われると、たちまちやる気を失います。
原稿を上げた直後というのは気分が高揚している時なので、私が聞きたいのは労い又は感謝の言葉です。
原稿の改善点について質問してくる気持ちは分かりますが、気分が高揚している間だけはあれこれ余計な事を言われたくないものです。
この点を考慮して、仕事を終えた人間にはまずは労いの言葉を、ダメ出しはその後時間を置いてから折を見て行いましょう。
慌ててダメ出しをして、わざわざ相手の気分を悪くすることはありません。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

Facebook 11万いいね!突破
メルマガ読者数23万人突破
YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

詳しくはこちら
Tagged with →