はらいかわてつやです。
人は失敗を通じてしか学ばない。
失敗を経験させ、
自ら「変わろう」と決断するのを見守るのだ。
アドラー心理学における教育では、叱ったり脅したりして行動を促すのではなく、「結末を体験させる」ことを重視しています。
なかなか、おもちゃを片付けない子供に対して、「なんで片付けないの、早く片付けなさい!」と叱ったり、
「片付けるまでお菓子を食べさせないからね」と脅したりして無理やり片付けさせても、その時だけで子供は片付けを覚えません。
そうするのではなく、叱らずに放っておくのです。
子供は片付けなかった結果、自分の大事なおもちゃがなかなか見つからなかったり、なくなってしまったりして苦労したり後悔
したりするでしょう。
そういった苦労や後悔をすることによって、片付けておくことの重要性を学習するのです。
ただ、この方法をとろうとすると、おもちゃを出しっぱなしにしておく必要があり、大人にとってストレスにつながります。
ストレスを軽減するためには、おおきな箱を一つ用意して、子供が散らかしたおもちゃや洋服などを片っ端から箱に投げ入れておくのです。
こうすることによって、床や目につくところはすっきりし大人のストレスは軽減されることでしょう。
一方、ごちゃごちゃになった箱の中から、おもちゃを探すのに子供は苦労し、片付けの重要性を学ぶことでしょう。
この「結末を体験させる」教育法は子供のみならず、大人にもあてはまる方法です。
人は失敗から学ぶのです、ですから失敗する可能性のあることもどんどん任せることが大切なのです。
1回や2回の失敗を恐れて何もさせないのではなく、わざと失敗しそうなことをさせ、失敗を経験させるくらいの気持ちで教育すべきなのです。
任せることによって、はじめてできるようになる、アドラー心理学の教育は大人にもあてはまります。
はらいかわてつや
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著者プロフィール

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Dr.Freedom
Facebook 11万いいね!突破
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心理学者、プロモーター
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役社長
日本働き方改革推進本部 監査役
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人
平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。
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