はらいかわてつやです。

テレビを見ていて、芸能人や政治家に根掘り葉掘り執拗に話を聞こうとするリポーターを見ていると、私は何となく嫌な気持ちになります。
彼らは有名人であるが故に国民に関心を持たれているので、スキャンダルを起こせばマスコミに追いかけまわされ、
そうでなくてもある程度のプライバシーは制限されるのも理解できます。
しかしだからと言って、どんな質問も彼らに投げかけていいかというと、それは違うと思うのです。
しばしば、失礼ともとれる質問をするレポーターを見かけますが、このような厚かましい態度の人には反発を覚えずにいられません。

彼らは、有名人には答える義務があると思ってこのような質問をするのでしょうが
有名人に「答える義務」があるのだとしたら、同時に彼らには「答えない権利」があっても良いと思います。
そして、レポーターはこの「答えない権利」を彼らが有している事を理解していれば、そこまで失礼な質問もしないようになるのではないでしょうか。
要は、相手の立場を考えてあげられるかどうかが大切だと思うのです。

例え建前としてでも「お答え出来ないのであれば、それでも構わないのですが」と一言添えて質問すれば、
相手も自分の立場が尊重されている事を感じ、「ならば出来る範囲内で」と答えてくれるでしょう。
貴方の誠意が伝われば「貴方だから言うけど」「これは他には言わないで欲しいのだけれど」等と予想外の情報を教えてくれる事もあるでしょう。

口の堅い人に無理やり語らせようとしても、相手の不信感を増長させ更に口を固く閉ざしてしまいます。
けれども、貴方がそこで一歩引く姿勢を見せて「無理にお話しさせようとは思っていませんよ」という気遣いを見せれば、逆に向こうから歩み寄ってくるというのが人間の心理です。

米国ディーメン・カレツジのリチャード・シンバロ博士は、この現象を「皮肉効果」と名付けました。
ストレートに「あれをやって」「これをやって」と言われると人はその通りには動かず、逆に反発したくなります。
皮肉なことに「もし嫌ならやらなくても良いのだけれど」と一歩引いた姿勢を見せた方が、逆に相手は動くものなのです。

飼い犬が逃げてしまった時、追い掛けているうちは決してつかまらないのに、諦めて背を向けると戻ってくる事はありませんか?
犬は貴方の背中を見て、自分が置き去りにされてしまうかもしれないと心配して自ら戻ってくる訳です。

人間の心理も同様で、相手に「教えて」と直接依頼するよりも、「嫌なら別にいいのだけれども」と一見逆の態度をとった方が、意外にもこちらの思惑通りに教えてくれる事の方が多いのです。

はらいかわてつや

著者プロフィール

はらいかわてつや
人生に革命を起こすスペシャリスト

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YouTube 100万再生突破

革命コンサルタント、活動家、心理学者、プロモーター
心理カウンセラー、メンタルトレーナー
一般社団法人 日本IT行動科学研究所 理事 兼 エグゼクティブフェロー
株式会社プログレッシブジャパン代表取締役
リッチブレイン主宰 エヴァンジェリスト
世界的インテリジェンスコミュニティ創設メンバーの一人

平凡な人生に革命を起こしたい方にコンサルティングを行い、
過去10年間で累計3万名もの人生革命に携わる。

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